About地域づくりプラスとは
地域づくりプラスについてAbout US
事業の目的
今も未来も幸せな地域の暮らしへ、
新時代にあう
地域づくりへプラスしていく
人口減少が進む中、地域づくりに取り組む地域団体においても担い手の不足が深刻化しており、持続可能な地域づくりを推進するためには、この担い手となる人材の育成と支援が必要となってきている。
そのような中、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で地域のイベントが中止となり、各地域においても県内外との交流が抑制され、持続可能な地域づくりの推進が危機的な状況に陥っている。
そのため、現在の「新たな生活様式」に対応した地域づくりを推進していくことを目的に、地域づくり団体(任意団体)やNPO、一般社団法人等に対して、人材育成や資金調達のアドバイス等を行うプロデューサー人材を配置し、伴走型の活動支援を行うことで、持続可能な地域づくりを推進していくことになった。
地域づくり活動も、この社会の変化に対応した「新しい地域づくり」を確立する必要があり、新時代を見据えた要素をプラスしていくことで、持続可能な地域づくりを推進する。
事業の内容
地域団体の実態調査と
モデルケースづくり
本年度は4人の地域プロデューサーを配置し、県内で地域課題解決に取り組む地域づくり団体の実態調査。団体の事例として、①地域おこし協力隊と地元の地域づくり経験者等多様なメンバーで美里町らしさを起点に活動を立ち上げようとする美里COcCARU(こっかる) ②30代の地元のメンバーで近年新規事業を多数スタートし、甲佐町内外から注目の一般社団法人パレットを取り上げた。
第三者のプロデューサーが関わり、団体の成功の秘訣や特徴、課題等を整理分析することで、各団体の存在意義を明確にし、今後の活動の基盤となることを目指す。本事例集や報告会等により県内の行政・地域団体・関係機関への情報共有をする。
メンバー紹介Member
-
01
成尾 雅貴[代表 / プロデューサー]
私たちは、企業や行政、非営利団体など全ての関係者の共助により、地域課題や社会問題の解決に取り組むことを目指している財団です。その基本理念は「誰一人取り残さない持続可能な地域づくり」であり、SDGsが掲げる17のゴール、169のターゲット、232の指標を採用しています。地域全体の幸福量は、一人ひとりの幸せの集合値です。私が今夜美味しいお酒を飲むためには、地域が幸せでなくては困るんですよ。
PROFILE
一般財団法人くまもとSDGs推進財団 代表理事/(株)あえる 代表取締役社長
県職員としてパレアに「NPO・ボランティア協働センター」を開設
くまもとブランド推進課長として、県産品の販路拡大や地域ブランディングに携わる。
「くまモンの秘密」「くまモンの成功法則」の著書あり。 -
02
内田 安弘[プロデューサー]
私達の幸せとは何か?この熊本の地で暮らす私達の暮らしの豊かさを考える場合、この地域の持つ豊かさへの気づきが大切だと思います。そして、自然との関係、周囲の人々との関係、これらとの良好な関係を如何に維持し、営みの持続的な豊かさにつなげていくことが大事だとも思っています。これらへの気づきのためには、様々な方々との交流と学習が大事だと言われています。豊かさと関係性への気づきから始まる持続的な地域社会づくりを目指したいと思います。
PROFILE
一般財団法人くまもとSDGs推進財団 評議員/阿蘇持続可能な社会研究所 所長/前西原村副村長
県職員として県の地域づくり運動「卓越のムラづくり」を主導。住民参加のまちづくりや地域からの産業づくりを実践。その他、商工部門では商店街振興等も行う。 -
03
松下 修[プロデューサー]
誰しもが笑顔で楽しく暮らせる社会になったら良いなと思います。地域社会では、様々な問題に対応し自ら活動を行っている人たちがおられます。少しでもお役に立つために、皆様のお悩みをしっかりとお聞きし、気づいていない価値をみいだしたいと思います。私は長い間地域づくりに関わってきました。現地に入り、多くの方々と会話をしてシンプルに課題を特定し解決を行っています。お互いに、行先明確なバスにのる活動をしたいです。
PROFILE
一般社団法人 ゆずり葉 副代表理事/合同会社 松下生活研究所 所長
総務省地域力創造アドバイザー/農水省六次産業化ボランティアプランナー
五木村、御船町、甲佐町、和水町、河浦町や県外の屋久町や諸塚村の地域づくり、産業づくりを支援。
SDGs事業創出のコンサルティングも行う。 -
04
清水 菜保子[プロデューサー]
今までまちづくりや地域活性化というと、ハレとケで言えば、「ハレ」の側面が多かったのでは?例えば、イベントやヒット商品など話題性や集客、売上などが成果でした。しかし、熊本地震や豪雨災害、コロナ禍を体験し、日常の何気ない幸せのありがたさを感じています。暮らしは「ケ」の側面で、決して派手ではないけど、毎日の暮らしが心豊かで人や自然のつながりに満たされていること。困っていたら助け合うという当たり前を、よりよい未来をつくっていく覚悟をもって実践していきたいです。
PROFILE
一般社団法人 ゆずり葉 代表理事/くまもと子ども女性支援ネット 共同代表
ゆずり葉にて、人と人、人と自然のつながりのある豊かな社会を目指して、
地域密着・伴走型の資金調達を実現するゆずり葉ソーシャルファンディング事業
草の根活動団体にコンサルしプロジェクト化支援、資金調達とコミュニティづくりの実積
株式会社グローカル・クラウドファンディングと協働パートナーシップ契約締結
河浦町や甲佐町のまちづくりに関わる。
「持続可能な地域金融シンポジウム」開催(肥後銀行にて) -
05
粟谷 美奈子[事務局]
この場所で私が幸せに生きていくために必要なことってなんだろうとUターンしてからずっと考えてました。そして、地域が安全で多様であることがそれにつながる道ではないかと思うようになりました。一人では幸せにはなれない気がします。小さくても「みんなが幸せに生きていける場所になるための力になりたい」が、私の思いです。
PROFILE
熊本県職員として地域振興・国際交流ほか業務を担当
熊本県姉妹提携先の韓国忠清南道道庁にて行政研修・駐在
一般財団法人DMOやつしろにて観光業務に従事
個人事業「夏月企画」開業
※韓国語講師、事業事務支援等
アクセスAccess
〒862-0915
熊本市東区山ノ神2-9-16(一般社団法人ゆずり葉内)
[車でお越しの方]
益城熊本空港ICから10分
阿蘇くまもと空港から20分
[公共交通機関でお越しの方]
「県立大グランド前」下車徒歩5分